《スクラムハーフによる、相手のオフサイドを誘う行為は許されるのか?》
2019関東大学対抗戦 早稲田(赤)v慶應(黄)
慶應(黄)ボールのラック。そこからディフェンスラインにいた早稲田(赤)18(赤丸)が早く飛び出し、レフリーはオフサイドの反則としす。
しかしながら、この場面の映像を見ると、黄9がラックの地点で一度頭と肩を揺らしボールが出たと見せかけいます(写真上:黄丸)。赤18はそれにつられて飛び出していますが、直後黄9が赤18を指し「オフサイド!」とアピールしているところ(写真下:黄丸)を見れば、黄9の動きは故意であると思われます。
果たしてここでの黄9の行為は許されるのでしょうか。
現行のルールブックには以下のようにあります。
【ラックがまだ終了していないのに、相手に終了したと思わせるような行為をする。罰:フリーキック】
(スクラムも同様)
本来であれば、このような黄9の行為は反則となりますが、問題はレフリー及びAR、そして当のプレーヤー自身がこのルールを知っていたか否かだと思います。