《レフリーの転倒は起こりうるものの、ＡＲのサポートはないのか？》
2020トップリーグ サントリー（黄）ｖＮＴＴコム（青）
スクラムからボールが出た後、レフリー（緑丸）とプレーヤーが接触しレフリーが転倒します（この試合2度目の接触）。
その後立ち上がったレフリーは、目の前でジャッカルを試みボールに触れている青７に対し指を指しながら（身体に触れながら？）「ノーハンズ！（手を放して）」とコール。その後、ボールはサントリー側に出ることになります。
しかしながら、この場面のレフリーが転倒している間を見てみると、青７、または青８の“ジャッカル”が成功しているように見えます。
［写真赤線の間：下記参照］
レフリーが転倒することは避けたいところですが、絶対に起こりえないとは言えません。そういったときこそＡＲ（アシスタントレフリー）がアシストが必要でしょう。
この場面で青８はＡＲを見ているように見えます（紫丸）が、プレーはサントリーボールのまま継続されました。
■［写真赤線の間］に起こったこと――
タックル地点には、青７（赤丸）、青８（桃丸）が先に到達している。青７がボールに絡んだと思われる時点でも、黄６（水色丸）黄４（白丸）はタックル地点に到達していない（ラックは成立していない）。
レフリー（緑）が立ち上がって時点では、ラックが成立しているように見えるが、青７に対する黄４（白丸）は、明らかに遅れてタックル地点に到達している。
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※「オフザゲート」の疑いはあるものの、その点に関してはレフリー、ＡＲとも気づいていない模様。仮に青７が「オフザゲート」の反則であるならば、サントリーのボール出しが遅れたため、アドバンテージを適用すべき。