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《両腕を前方に動かしながらボールをパスすれば、スローフォワードである》

2021 トップリーグ 三菱(白)vサントリー(黄)

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ボールを持って走るサントリー(黄)13がタックルされながら左の黄11にパス。ボールはつながりそのまま黄11のトライとなりました。

(レフリーはTMOに問うことなくトライ認定)

ここでの黄13のパスは、両腕とも斜め前方に出しながら、さながらバスケットボールのパスのようにボールを浮かしています(青丸から赤丸)。

当然のことながら、ボールは「投げた地点」より前方でキャッチされていますが、下記スローフォワードの定義をもとにすれば、このパスはスローフォワードに値します。

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スローフォワード(Throw forward):プレーヤーが前方にボールを投げるか、または、パスする、すなわち、ボールをパスするプレーヤーの両腕が前方に動くことをいう。】

Throw forward: When a player throws or passes the ball forward i.e. if the arms of the player passing the ball move forward.

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[検証]<別試合でスローフォワードと認定されたパスとの違い>

*いずれも黄矢印に注目
 

■写真左)白プレーヤーの右腕は、ボールを離した後そのまま後方に動いている

(定義に照らせばスローフォワードではない)

■写真右)黄プレーヤーの両腕は、ボールを離した後そのまま斜め前方に動いている

(定義に照らせばスローフォワードである)