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《TMOのスロー映像では「手が離れていない」ように見えるが?》

2020トップリーグ トヨタ(緑)v日野(赤)

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《TMOのスロー映像では「手が離れいない」ように見えるが?》

2020トップリーグ トヨタ(緑)v日野(赤)

 

この日途中出場のトヨタ姫野(緑20)がインゴールに飛び込みトライ。その直前、赤20にタックルされているので、その点に関してTMOにかけられます。

緑20は倒れた後一度もボール(赤丸)を放していないので(その点はレフリー、ARとも確認済み)、ポイントはタックルが成立しているか否か。つまり、緑20が倒れるまで赤8は緑20を掴み続けているか否かに絞られます。

最初の映像(写真上)でははっきりと確認できないので、別角度(写真2枚目以降)再確認。

すると、緑20が地面に倒れている際(黄丸)、赤8がその足を掴んでいるところが見て取れます(写真4枚目:青丸)。

直後の場面(写真)でははっきりと見えないものの、その位置とタイミングから掴み続けているように見えます(桃丸)。

 

このスロー映像をを見ていたテレビの解説者とアナウンサーは、以下のような会話を交わします。

 

解説「(この映像だと手が)離れてないですねぇ」

アナ「いまの角度だとわかりやすいです」

解説「はい」

 

しかしながら、判定はトライ。

映像では「手が離れていない」ように見えますが、トライが認められた理由はどこにあったのでしょうか。