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《ラックのオフサイドとなる場合とは? 地面に手をついたら反則なのか?》

2019トップリーグカップ R1 パナ(青)v日野(赤)

日野(赤)のラックからサイドアタックに対し、パナ(青)プレーヤーたちが止めます。

するとレフリーは右手を上げアドバンテージのシグナル。その後「オフサイド」「手の付く位置」と言い、ノーアドバンテージからペナルティの笛。さらに「手の付く位置。(青)6番」とサイドと再確認します。

 

さて、地面に「手を付いた」らオフサイドの反則となるのでしょうか? 

映像を見れば解りますが、青6が膝に乗せた左手を地面に手を付く際、その足の位置はまったく動いていません。

レフリー自身「手の付く位置」がオフサイドと言っているように、「足の位置」はオンサイドと見ているようです。

 

従来の条文を見ると以下のように記されています。

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【オフサイドラインの後方にいるプレーヤーが、オフサイドラインを踏み越え(oversteps)、しかもラックに加わらない場合、そのプレーヤーはオフサイドとなる】(2017年版)

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踏み越え(oversteps)】とは、文字通り足で踏み越えることを指しているはずです。

一方で、「足で踏み超えなければ手はどこに置いてもよい」ということを指しているわけではないので、四つん這いとなり、手をオフサイドラインの先に置くことを合法としているわけではありません。仮に四つん這いとなり前方の手に体重をかけていれば、前方に立つことと同じであると言えるでしょう。

 

問題はここでの青6の行為が、相手のチームにどれだけの不利益を与えたかを判断するという、まさにレフリングの範疇であるということです。

レフリーが、「足の位置はオンサイドだが、手を付くことによって前方に屈み相手に不利益を与えた」となればペナルティとなるかもしれませんが、「手(実際には指先)がオフサイド区域の地面に着いた」というだけでペナルティと言うのであれば、それはルールの適用の過ちだと言えすでしょう。

 

・ちなみにレフリーの「(足の)立ち位置のオフサイド」という言葉はよく聞きますが、「手の位置のオフサイド」というのは初めて聞きました。

ラックの左サイドに立つ青6(矢印)。

上)左手が膝の上にある(黄丸)。立ち位置はオフサイドライン(黄線)の後方。

下)左手(実際には指)を地面につく。確かに指の位置(黄丸)は、オフサイドライン(青線)の前方のように見える。

※青6が左手を動かす際、その足の位置は一切動いていない(足はオンサイドである)。

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