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《TMOで判断するも、負傷の原因はショルダーチャージではない?》

2020トップリーグ NTTコム(青)vクボタ(赤)

2020年1月26日

《TMOで判断するも、負傷の原因はショルダーチャージではない?》

2020トップリーグ NTTコム(青)vクボタ(赤)

ボールがタッチとなりボールデットの際に青8が負傷していたため、その原因を探ろうとTMOで確認。すると、赤5が青8に対してショルダーチャージをしているような場面が映ります。

それを見たレフリーは、「今の映像からすると、右手もラックしに行っている」と言いチームには「ファウルプレーではありません」と問題はないとした上で、ラインアウトから再開します。

しかしながら、映像を見ると赤5は明らかに最初から肘を折りながら肩から青8に当たっており、その後も一度もバインドも、また相手を掴むことも行われずに青8は後方に転倒します(赤四角)。

はたしてこの場面は正当なラックであり、危険なプレーではないと言えるのでしょうか? 

なお、タックル時のショルダーチャージは以下のように定義されており、この点に関しては相手との接触時全般にも適用されるはずです。

■ショルダーチャージ

タックラーの肩がボールキャリアと接触した際、その腕がタックラーの体の後方にある、または接触時に腕を引き固めている。

Arm of the shoulder making contact with the ball carrier is behind the tackler’s body or tucked in ‘sling’ position at contact