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レフリーがボールキャリアに触れた場合は明記されている

2020トップリーグ サニックス(黒)vNTTコム(青)

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レフリーがボールキャリアに触れた場合は明記されている?》

2020トップリーグ サニックス(黒)vNTTコム(青)

 

[オブストラクション考察~その2]

 

サニックス(黒)ゴール前スクラムからNTTコム(青)8がサイドをついてそのままトライとなる場面。
レフリーはプレーヤーと重なり、地面に倒れながら長い笛を吹きトライを認めます。

 

しかしながら、この場面ではレフリーがボールキャリア青8の前に走り込み、黒23の明らかにタックルの機会が奪っている」と言えます。実際、その後青8はレフリーとも接触、そのためレフリーは地面に転倒することになります。

【ボールキャリアーが、レフリー…に触れ…いずれかのチームが利益を得た場合は、最後にボールをプレーした側のチームにスクラムが与えられる】となるのが現在のルールです。

この場面でレフリーがトライを認めるということは、自分が青8及び黒23に触れたことによって、NTTコム(青)側はなんら【利益を得ていない】と判断したということでしょう。

 

一方で同レフリーは別の試合で、フィジオがディフェンスの選手に触れた場面に対し「(フィジオ)明らかにタックルの機会が奪っている」としてトライを取り消しています(別掲「トヨタ(白)vクボタ(赤)」参照)。

 

●フィジオがタックラー側に触れたら「タックルの機会を奪った」のでノートライ。

●レフリーがタックラー側及びボールキャリアに触れても「影響がない」のでトライ。

 

同じレフリーによる、この判断の違いには大いに疑問が残ります。