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《オブストラクションに加え、ファウルプレーも見てとれる》

2020トップリーグ NTTコム(青)vクボタ(赤)

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《オブストラクションに加え、ファウルプレーも見てとれる》

2020トップリーグ NTTコム(青)vクボタ(赤)

 

クボタ(赤)のバックスのアタック場面。赤10がボール(桃丸)をパスする際、赤15(黄丸)が前方へ走りデコイ(おとり)の役割をつとめ、ボールは赤15の後ろを通り赤13につながります。

 

この場面を見ると、赤15が正面の青13(緑)と激しく衝突しています。通常デコイとの接触は、デコイに引っかかった(ボールを見ずに相手だけを見る)場合は、当人に責任があるので問題とはなりませんが、この場面では青13の視線(緑線)はボールを追っているように見えます。

つまり、ここではボールを追おうとする青13に対する赤15の妨害=オブストラクションの疑いが濃厚です。しかも、ここで赤15は青13を腕で突き飛ばしており、結果青13は後方へ転倒(赤15はそのまま走る)。単なるオブストラクション以外にファウルプレーの反則であるとも言えます。

 

しかしながらこの場面では、レフリー、AR(赤四角)、TMOからの措置は何もなくプレーは継続されました。